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保険記事

第27回 生命保険: Return of Premium Policy

生命保険には大きく分けて終身型(積み立て型)と定期型(掛け捨て型)があります。終身保険は通常キャッシュバリューが貯まり、将来のために貯蓄ができます。その代わり、定期保険に比べ保険料が高額になります。定期保険は格安の掛け金で加入出来ますが、期日が来ると保険が終了し、キャッシュバリューも残りません。それぞれに特徴があり、必要性に応じて大変役に立つ保険ですが、それでもどちらにして良いか迷っている人にもう一つ選択肢があります。

Return of Premium (ROP)という保険を紹介します。この保険は定期保険として加入しますが、通常の定期保険とは少し違います。ROP保険の場合、保険期間終了後に生存していれば支払った保険料を全額返金してくれます。今までの定期保険は“掛け捨て”でしたが、ROPの場合は捨てる訳ではなく、全ての保険料が返金されます。そんな上手い話があるの?と不安になりますが、保険会社も損がでないように計算しています。

ROP保険は通常の定期保険よりも料金が少し高めに設定されています。保険会社は余剰分の保険料を運用し、期間終了時に返金する時に備えます。ある会社でのサンプル料金を紹介します。

(例)35歳男性、優良健康体、非喫煙者が$300,000の定期保険を30年間で契約した場合
通常の定期保険:月々 $39.
Return of Premium:月々 $47.

上記の例の場合、ROPだと通常の定期に比べ月々$8多く支払います。その代わり30年後には支払った全額($47 x 12ヶ月 x 30年=$16,920)が戻ってきます。

資産運用に自信があり、余剰に支払う分で定期保険料金以上に利益を出すことが出来ればこの保険は魅力がありません。しかし、自分で資産運用する場合には損益が出るリスクがあり、必ずしも利益が出るとは限りません。ROPではリスクは保険会社にあり、期間終了後には払い戻しを約束してくれます。

ROPでは支払った金額以上に増える訳ではありませんので、貯蓄目的の保険ではありません。将来への貯蓄を考える場合にはやはり終身型の方が良いでしょう。定期保険を希望の人が、“掛け捨て”に抵抗があるという場合に最適な商品といえます。

自分と家族の必要性をまず第一に考え、その上でアドバイザーと一緒にプランを決めるのが良いでしょう。ROPもプラン選びの選択肢としてご検討下さい。