第94回 冬の運転について

冬に運転する際には普段の運転よりも気をつけなければなりません。寒い地域に住んでいる人は冬の運転方法を心得ている人も多いでしょうが、そうでない人がスキーや旅行などで寒い地域にて運転する場合には注意が必要です。路面に雪が積もっている場合は皆注意深く運転するでしょうが、雪もなく普通の路面に見えて凍結している時が大変危険です。急ブレーキ、急ハンドル、急加速などをすると直ぐにコントロールを失ってしまいます。そうなると、他の車を巻き込んだ大事故になる恐れもあり、対向車線に滑っていってしまう事を考えると大変怖いですね。
注意点:
 ●とにかくスピードは控え目に
 ●急加速、急ブレーキ、急ハンドルを避ける
 ●運転前にタイヤの状態を調べる。磨り減っているなら交換する。
 ●タイヤチェーンの準備
 ●凍結しやすい夜や早朝の運転を避ける
 ●大渋滞にそなえて十分なガソリンをいれておく。
寒い時に車の故障、事故に遭った時に備えて、ブランケット、手袋、非常食、懐中電灯などを車に積んで置く事もお勧めします。大雪で道路が遮断され、何時間も助けが来ないという事も考えられます。
事故に遭ってしまった時、故障をしてしまった時など牽引が必要となります。知らない土地を運転していると牽引してくれる会社を探すだけでも困難です。緊急ロードサービスをお持ちでないようであれば、加入をお勧めします。他の車との接触事故をしてしまった場合には、お互いの情報を交換し、事故現場とお互いの車のダメージを写真に収めることもお勧めします。
凍結や雪によって事故が増える時期ですので、くれぐれも安全運転と事故を想定した準備もしておくことをお勧めします。自分から当たらなくても、不慣れな人から当たってくることも想定しなければなりません。車の整備も忘れずに行ってください。