第10回 生命保険、なぜ必要?いくら必要?
誰もが加入すべき生命保険。ではどうして必要なのでしょうか?人によって加入する理由は様々ですが、一般的に必要とされる理由は、
- 生活維持: 稼ぎ主に不幸があった場合に、残された家族が現在の生活レベルを保つために。
- 学費: 学費は年々高騰しています。子供に充分な教育を受けさせるために。
- ローン: 家や車、クレジットカードなどのローン返済資金。残された方に負担が掛からないように。
- 葬儀費用: 忘れてはならない葬儀費用。特に日本で葬儀を希望する場合は遺体搬送費用も多額に掛かります。
- 税金対策: 遺産相続税も大きな負担となります。生命保険は有効な対策となります。
- ギフト: 親や孫など大切な方へのギフトとして。
- ビジネス: ビジネスにも生命保険が必要です。重要人物の死亡によって経営に支障がないように、残された共同経営者が権利を買い取る為に、ビジネスローン返済目的など。
- 老後資金: 貯蓄タイプの生命保険で自分の老後に備えて蓄える。(自分自身のために)
その他色々な理由がありますが、どのような理由にせよ誰もが必ず必要な保険です。残される人がいる限り絶対に必要です。
補償額はどう決める?
では、どのぐらいの額を保険に掛ければ良いのでしょうか?これには明確な計算方法がなく、個々の状況や生活レベルによっても違います。上記の項目で必要と思われる額を自分なりに割り出して下さい。当然高い補償額を設定すると保険料金も高くなっていきます。割り出した金額が高額の保険料金の支払いとなり、それによって現在の生活が苦しくなるのも困ります。必要期間に応じて掛け捨て型保険と終身保険をうまく組み合わせることによって、上手に加入する方法もあります。ユニバーサル保険を利用するのも方法です。(保険タイプに付いては別の機会に説明します。)先ずは信頼出来るエージェントを探し、自分の状況を把握してもらってから計算するのが良いでしょう。
生命保険は若いうちに加入するほど安くで加入出来ることは皆さんご存知だと思います。生命保険はいつも後回しにされがちな保険ですが、早く加入する事によって格安で将来設計が出来ます。どうせ将来必要な保険なのですから、必要に迫られた時ではなく、今のうちに安くで加入した方が得策です。待てば待つほど年を取り、病気になる可能性も高くなり、加入が困難になります。ご考慮中の方、明日まで待たずに今日からご検討を。